博麗神社遊芸祭プロデューサーの石川です。
はじめに
この記事について、執筆するかどうか非常に迷いました。
が、参加者の皆さんと向き合い、良いイベントを運営するためには
このような遊芸祭にご来場に際してマイナス要素にあたる件についても
しっかり説明を行う必要があると思い、当記事を執筆しました。
ネガティブな記事となってしまいますが、お付き合いいただけると幸いです。
遊芸祭の入場料について
第一回遊芸祭にご参加いただいた皆様より、好評をいただいたことで
第二回遊芸祭の実施の話を進めさせていただくことが出来ております。
誠にありがとうございます。
第二回実施にあたり、第一回の収支の振り返りをさせていただいたのですが
結果、収入が足りませんでした。
ゆえに第二回遊芸祭の入場料について、
第一回より値上げを計画しております。
収入が足りなった理由については複数ございますが
①初のイベントなので収支の予想がつかなく、第一回価格ということもあり、かなり安めに設定したこと
②コロナ禍の影響により、来場者数が想定より少なくなってしまったこと
③コロナ前の一般的な同人誌即売会の入場価格帯を元に設定したため、同人誌即売会は発生するサークル出展料分の計算がされていなかったこと
などが挙げられます。
※今回からサークル募集を開始しましたが、遊芸祭は同人誌即売会ではないため、出展料については同人誌即売会のように大きな収入にはならないと思われます。
詳細な話
では、いくらの収入が必要かと言いますと
参加者の入場料だけで会場費がまかなえるぐらいでないと厳しい状況です。
では今回の会場費はいくらかと言いますと
7階+6階半+机椅子などレンタルで
485,000円程度となります
(詳細金額は東京都立産業貿易センターWEBページにて:
https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/taito/facilities/charge/)
これを現在の入場料(1,000円)で計算すると、前回の2倍以上の一般参加者に来ていただかないと成立しないことになりますが、それは現実的ではないと思います。
現在、今回の入場料について以下の金額を計画しています。
大人:2,000円
中高生:1,500円
小学生:1,000円
未就学児:無料
この金額であれば、今回の来場者予想より、会場費に入場料が届くと、計算しております。
また、会場費以外にもイベントを開催するためには色々な費用が発生します。
備品の購入,維持、輸送に必要なトラックのレンタル費用、倉庫や事務所の維持費などです。
それらは他の収入、グッズ販売や企業さんやサークルさんの申し込み費用や企業さんの広告掲載費用でまかなっていきます。
会期延長の話と来場特典の話
値上げをする代わりにと言ってはなんなのですが、2点ほど参加者の皆様にはちょっとうれしい(と思われる)話があります。
前回は時間が足りなかったというご意見をアンケートで数件伺いましたので
今回は1時間程、遊芸祭の会期延長を計画しております。(4時間→5時間)
ご来場の方は開場から閉会までがっつりと遊んでいただければと思います。
また、ご来場の方には粗品ではございますが来場特典のご用意をさせていただく予定です。
遊芸祭限定のなにかになる予定ですので、こちらもお楽しみにしていただければと思います。
本音
さて、ここまでつらつら書きましたが
私の本音としては
「本当は値上げなんてしたくありません。むしろ無料にして、たくさんの参加者に楽しんでほしい」です。
しかし「それではイベントが成り立たないという」というジレンマも抱えております。
遊芸祭は「より多くの皆様へすべての東方Projectのゲームを楽しんでいただけるイベント」を目指しています。
そのためにはなにより継続開催し、ちょっぴりずつ規模を拡大し、遊べるゲームを増やし、より多くの参加者に楽しんでもらう
これが重要だと思っております。
そんな遊芸祭にお付き合いいただけますと、うれしく思います。
最後に
今回はとてもネガティブな話でした。
書いている私もなかなかつらかったです。
次回はもっと明るい話題が投稿できればと思います。
ではでは。